まんどリウムです。

美しい水槽はずっと眺めていたいものです。時間を忘れさせてくれます。
癒しを与えてくれる水槽を自由に眺めたい、のはアクアリストの性でしょう。そんな水槽はリビングに設置されることも多いと思います。
食事しながら、ソファでテレビを見る傍ら・・・気に入った水槽で好きな魚を眺めるのは至福の時間です。私はメンテナンス後にコーヒーを入れてゆっくりティータイムをするのが最高のアクア時間です。
そんな私に気になる情報が・・・
「アクアリウムカフェ」があるらしい・・・
なんと、大型レイアウト水槽が何本も設置されたカフェがあることをSNSの広告で知ったのです。なになに、「韓国で大人気のアクアリウムカフェが日本初上陸!綺麗な水槽を眺めながら一息♪」とな・・・?
気になりすぎていってきました。
場所は京都三条。
三条の表通りから少し細い道に入ったところにその店はありました!

ビルの地下へ降りていくと・・・

小さめの扉が…
その奥には・・・・


うっっわぁ~~!!!

ええぇ~???
すいません、勝手になおなお軍曹さんのような声が漏れちゃいました
しかし見てください、店内すべてがレイアウト水槽

それも120㎝水槽ばっかり!

一番大きなこちらは8メートルくらいある大きな滝ウォール水槽!!
カフェは全面鏡張りで、水槽が反射して実際よりもたくさんの水槽に四方を囲まれているような感覚です!



こんな水槽が計6本も! カフェなので飲食しないといけませんが、好きな水槽の前でカフェタイムを過ごせてしまいます!
しかもどれもレイアウトが上手!!全部レイコンでそこそこ戦えそうな構図と配植をされて、ちゃんと時間をかけて維持されていることがわかります。

ネオグラスエアのような水槽や、作成済みコケリウムが売られていました。
水槽はカフェの名前と同じ「AquaGarden」のロゴが付いたものでした。これは海外のメーカーかな?水槽メーカーがカフェを始めた感じ?
水槽維持はどうしているのか・・・!?
しかしどうやってカフェとこのたくさんの水槽維持を・・・!?と思ったらこんな掲示がありました。

なるほど、韓国の会社がプロデューサーをしているようです。
そして毎日水槽の写真、データを報告しているとのこと。つまりほぼ遠隔の指示だけで水槽をメンテナンスしていることになりますね。この時は従業員は大学生っぽい女性2名だけでした。これで回しているのか・・・!
従業員が根っからのアクアリストで最初からノウハウを概ね体得しているのならわかるのですが、それでも遠隔でクオリティを維持している運営には驚きです!!お客さんの目の前でメンテナンスすることもある、というのが逆に水景へのこだわりを感じて好きです笑
おそらく、新しい水景を立ち上げたりするときは、韓国からレイアウターが来るのでしょうかね・・・?
日本にももっと増えてほしい!
韓国もKIACという独自コンテストがあったり、IAPLCの上位者にもランクインしていたり、アクアリウムが盛んな地域というのが何となく知ってはいたのですが、このカフェが韓国発祥で日本上陸した、というのはなんか悔しいというか、あっぱれ!って感じです。
休日なのに立地がわかりにくいからかあまりお客さんはいませんでした。
空いていてラッキーだったのですが、もっとたくさんの人がここを訪れて水槽に興味を持ってもらえたらうれしいです!ぜひ行ってみて下さいね。

なぜかリクガメちゃんもいました。マスコットかな?