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ADA LAB 大丸東京店に思うこと

アクアリウム小話
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まんどリウムです!

先週末、東京に用事があったので、空き時間に大丸東京店にあるADALABに行ってきました!

銀座のポップアップストアから始まり、数回の移転を経て、今回はかなり大きな売り場へとリニューアルしました!

また、ネイチャーアクアリウムのレイアウト水槽も本数、水量ともに増え、パワーアップしました!

こちらは超高級水槽「キューブガーデンスペリア」を使用した岩組水槽です。

泳いでいる熱帯魚も高級魚のトゥッカーノテトラ。水槽が約30万円、テトラが一匹約3000円くらいするはずなので・・・なかなかブルジョアな水槽です・・・。

値段はさておき、この龍王石の組み方はよく観察して勉強しようと思いました!三尊石組をベースとしながら、後景にすこし見える石が遠近感をだしており、ネイチャーアクアリウムでありながらジオラマレイアウトの壮大さを加えています。

全面にしき詰まったグロッソスティグマも状態はとても良かったです!グロッソのじゅうたんも天野氏が提唱、普及させたといっていいピースの一つだと思います。

こちらは新商品の「アクアスカイRGBベーシック300」を使用した30㎝レギュラー水槽。

レイアウトは流木を中心とした凸型構図。数種類のテトラが泳いでいて、近景レイアウトですが生き物の多様性を感じられるいいレイアウトでした。赤系水草も赤すぎないのがとても自然っぽい。

前景は小型水槽に合わせて葉の小さいキューバパールグラス。石が見えていますが、このキューバパールグラスのために硬度をあげる目的でも使われているようです。

最近のADAはヘアーグラスを中前景にも持ってくる手法が流行っていますね。きっちり後景だけに植えるよりも、自然感が漂っているように感じます。

こちらは立ち上げ中? 移転してしばらく経っていますが、まだ立ち上げてなかったのでしょうか。それとも早速リセットした?あるいは売れたのかな? 後日伺うと、ここにあったレイアウト一式は売れたため、新しく設置しているとのことでした。

ADAが作った水槽をそのまま購入なんてすごいですね、さすが、東京・・・って感じします。

キャビネットは新しくなったガーデンスタンドが使われていました。

この店の看板といってもいいでしょう。レジ裏の180㎝水槽。これはアクアリウム知らない人でも足を止めちゃうことまちがいなし!

水景クリエイターの本間さんが製作された水槽ですが、いいですね!ほんとうに水辺に潜ったような水景になっています。両面から見れるので普通よりもさらにレイアウトに苦労されたはずですが、さすが完成度が高いです!

この180㎝水槽は普通よりも高い位置に設置されており、しゃがまなくても水面を下から見上げることが出来ます。まるで水中に潜ったかのような水面のきらめきを眺めていると、時間が経つのを忘れさせてくれます。

沢山のテトラ類、特に、天野尚さんが愛したと言われるカージナルテトラの大群が印象的でした。

新商品もありました。

こちらは、水槽が宙に浮いたように見えるパルダリウムゲージ「グラスパルダ600」です。

GEXのコンセプト水槽「Ga The Glassterior」と同じく、2枚のガラスをガラス板でつないで水槽とキャビネットが一体化したような商品。https://product.gex-fp.co.jp/fish/?m=ProductListDetail&cid=383&id=2126

ちょっとでも割れたら買い替えるのためらうな~笑

CELLにも採用されている色付きガラスと同じようなガラス(今回は青色)が棚板に使用されています。

レジの両脇にどっしりと構えるアクアテラリウム。

陸上植物の根が少しずつ垂れてきて、時間が経つほどに見ごたえのある水槽になりそうです!

ADA商品もさすがのフルラインナップ! ここに来ればすべてのADA商品が手に入りそうです!僕もショップで入手できていなかったグリーンゲインを購入しました。

さらに、Tシャツや書籍も置いてありました!

嬉しい収穫はこれ!IAPLC2015の作品集(新品)です!

この年に深田さんが1回目の優勝をされ、その作品が僕は大好きなのですが、2015年の作品集を新品で販売しているのは全国の特約店を探してもほぼ見つからないでしょう! 見つけた瞬間即買いでした。

IAPLC作品集はすべての年度が置いてあるわけではなさそう。僕が行った時は2015、2016、2024が置いてあったと思います。

ADA LAB UMEDAはパルダリウムの割合が多めですが、このADA LAB TOKYOはアクアリウムが多くて楽しいですね!

大丸や阪急百貨店などにADAが進出するのは、完全に高価格路線を突き進む現れだと思います。

というか、ショップに卸すだけでは限界がきているのかな、と思います。

少しでも金払いのいい富裕層に直接リーチし、継続的にADA商品を購入してもらうことで販路を広げていく作戦でしょう。

こうしたLABではADAのクリエイターが商品を活かす作品作りをしてくれますし、商品の魅力訴求にも効率がいいのでしょう。

普段使いするショップ、というよりは、ブランドイメージ構築のための旗艦店という位置づけなんでしょうね。

きっと、これから他の都市部にもこのADA LABという業態が広がっていく気がします。

そして、我々庶民はそのクオリティに刺激を受けつつも、GEXやコトブキ、水作といったリーズナブルなメーカーの商品であれこれ補いながらそこに近づこうと切磋琢磨するのでしょうね笑

今後も、日本のアクアリウム業界のハイブランドとして、業界をけん引しつつ、突っ走っていってくださーい!

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